電波とは?


【素朴な疑問】
電波っていったい何なんでしょう?どうして信号が空気中を飛んでいくのでしょう? 2000/07/18

ということで、今回は電波のお話です。

電波とは光の仲間です。電波とは波です。三段論法でいうと光は波です。そして、電波も光も静電気のエネルギーと磁石のエネルギーからできています。びっくりしましたか?電波と光が同じだなんて?だまされているような気分ですか?

静電気を身近に感じる例として例えば自動車の把手を触ってバシッツってくるやつです。ストッキングのビシビシっとか下敷きをセータで擦って紙片がくっつくときも静電気の力です。それから磁石と言えば、N極とS極があって北を指針してくれる物。砂鉄をくっつけるときも磁石の力です。この静電気の力と磁石の力が混合されると電波となり光となるのです。

電波も光も波ですから時間的に変化します。何が変化するかというと、静電気のエネルギーと磁石のエネルギーが変化します。このような波のことを電磁波といいます。

静電気が空間に及ぼす力を電界といいます。また、磁石が空間に及ぼす力を磁界といいます。空間で電界がすばやく変化すると、磁界が変化します。同様に磁界が空間ですばやく変化すると電界が変化します。この変化を連続させると電磁波が発生して空間中を光の速度で伝搬していきます。すなわち電磁波とは電界と磁界が連続して変化する波のことをいいます。

電波も光も同じ電磁波です。光が空気中を伝搬する速度は1秒間に地球を7回半、そして電波も空気中を伝搬する速度は光と同じです。電波と光の違いはその周波数です。電波は目に見えませんが、光は見えます。同じ電磁波でも周波数の違いだけで目に見えたり見えなくなったりします。電磁波は周波数の違いによって区別されます。またその性質も色々です。

電波とは電磁波の周波数が3000ギガヘルツ以下のものをいいます。1秒間に三兆回変化する電磁波です。波長で言うと約100マイクロメートル(0.1ミリメートル)です。ドコモの800メガヘルツ帯携帯電話の場合、その波長は約38センチメートルです。それにたいして光は384000ギガヘルツから789000ギガヘルツの周波数帯をいいます。波長で言うと0.78マイクロメートルから0.380マイクロメートルです。

電波の周波数がだんだん高くなると赤外線に近づきます。遠赤外線の波長が約1マイクロメートルです。さらに周波数が高くなると赤色、橙色、黄色、緑色、青色、紫色、と変化します。さらに周波数が高くなると紫外線、エックス線、ガンマ線となります。

ということで電波とは電磁波の一種で周波数が3000ギガヘルツ以下のものをいいます。また、光のように空気中を光の速さで伝播します。

電磁波の波長の目安

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