目に見えない電波でなぜ?


読者のGataさんから「K-taiの謎」をいただきました。2001/4/3

【素朴な疑問】
目に見えない電波でなぜ音声や画像を受送信できるのですか。250文字以内でお願いします。

※250文字以内の説明はこちらへどうぞ。

音声や画像は電気信号に変えることができます。例えばマイクが空気の震動(音)を電気信号に変換します。デジタル携帯電話の場合、この電気信号をデジタル信号(1と0の信号)に変換した後、これを入力信号として送信機が電波に変調を与えます。

変調とは電波に入力信号の変化を加えることです。変化の加え方には色々な種類があります。
・電波の振幅(山谷の高さ)に変化を加える方法
→ 無線工学ではAM変調といいます。
・電波の周波数(振動数)に変化を加える方法
→ FM変調といいます。
・電波の位相(山谷の位置)に変化を加える方法
→ PM変調、もしくはPSK変調といいます。

デジタル携帯電話の場合、位相に変化が加えられています。電波の異なる位相にそれぞれ0または1の信号が割り当ててあります。位相というのは波に山や谷があるということで、位相を変化させるとは山や谷のどの位置に移動するかということです。

変調が加えられた電波はアンテナから空気中に放射され、光の速度で空気中を伝播します。なぜ電波が空気中を光の速度で伝播するか?と聞かれても筆者は答えられません。物理学者にお尋ねください(^^;)``汗

受信側ではアンテナに誘起された高周波信号を受信機が復調します。復調とは電波の変化を検出してその変化信号を取り出すことです。取り出された変化信号は1と0のデジタル信号です。

このデジタル信号を電気の強弱に変換すると元の電気信号に戻ります。この信号を増幅してスピーカに送るとスピーカが電気信号によって震動し空気の震動(音)に変換します。

K-taiの謎の関連記事「電波とは?」もご参照ください。

ということで今回は「目に見えない電波でなぜ?」でした。携帯電話を使っていて素朴な疑問がありましたら、是非「K-taiの謎」にお便りください。
携帯電話の謎
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