▼携帯電話に使われているOS?
読者のペリーさんから「K-taiの謎」をいただきました。2002/06/18
【素朴な疑問】へのお便り
携帯電話の内蔵ソフトに使われているOSは何が使われていますか?
はっきりわかりませんが、日本の携帯電話で使われているOS(オペレイティングシステム)は、ほとんど「μITRON」(マイクロアイトロン)と呼ばれる組み込み型リアルタイムOSが使われているらしいです。「μITRON」は、Micro Industrial TRONの略称で、「TRON」は、The Real-time Operating system Nucleusの略称です。
コンピュータなどの情報機器には、OSと呼ばれる基本ソフトが必要です。例えば有名なOSを列挙すると、Windows、Machintosh OS、UNIX、Linux、Palm OSなどがあります。これらOSはTRONのようなリアルタイムOSではないようです。
「μITRON」は東大の坂村健教授によって、国産の理想的なコンピューター基本ソフトとして提唱された「トロン(TRON)」が母体です。坂村教授が提唱したトロンは三種類あります、ビジネス用の「BTRON (Business TRON)」、通信機器用の「CTRON (Communication TRON)」、工業製品組込みソフト用の「ITRON (Industrial TRON)」です。
「BTRON」はやはりWindows系のOSが市場を席巻していて、商用的にはあまり普及してないようです。「CTRON」は電話交換機用のソフトに採用されているようです。そんな中で「ITRON」は身近な家電製品用の組み込みソフトのOSとして目に見えない形で大活躍しているようです。例えば電子レンジや炊飯器、洗濯機、エアコン、自動車のエンジン制御、カーナビ、自動販売機、携帯電話機などに利用されているそうです。
■「μITRON4.0標準ガイドブック」
http://www.personal-media.co.jp/whats_new/press/011026_itron40.html (PCのみ)
リアルタイムOSに関するさらに詳しい情報は、「Google」(PCのみ)などの検索エンジンサイトで、「リアルタイムOSとは」などのキーワードで調べてください。
ということで今回は「携帯電話に使われているOS?」でした。携帯電話を使っていて素朴な疑問がありましたら、是非「K-taiの謎」にお便りください。