▼メール送信時刻を偽る?
読者のりさきさんから「K-taiの謎」をいただきました。2002/07/04
【素朴な疑問】へのお便り
メール送信時間を偽る事は可能ですか?例えば、7/3 14:30にメールを送信したが、相手のメール受信時間には7/2 17:20と表示させる。このような事は可能ですか?
「メール送信時間を偽る?」ちょっと怪しげな響きがありますね。正確に表現するなら「メール送信時刻を偽る?」だと思います。ミステリー小説や探偵物語のアリバイ工作のネタにでも使うのですか?(^^;)``汗
基本的にはどの時計を参照しているか?によってメールに表示される時刻が異なります。iモードメールのタイムスタンプの場合、参照している時計が2つあるようです。
・時計1
メール送信者が使っているiモード端末の時計
・時計2
ドコモiモードメールサーバの時計
ここで時計1は、送信者が現在時刻を自分のiモード端末の時計に、正しく設定しているかどうか?がカギとなります。時計2はドコモのサーバに設定されている時計ですから、恐らく現在時刻が大きくずれていることはないと思われます。
送信者の送信メール控えに表示されているタイムスタンプは、時計1を参照しています。受信者の受信メールに表示されているタイムスタンプは、時計2を参照しています。時計1は偽ることができますが、時計2は偽ることはできません。
よって、送信者が自分の携帯の時計を偽れば、りさきさんのおっしゃるような例は可能と思います。別の言い方をしますと、時計1は信用できない、また送信メール控えのタイムスタンプは信用ならないとも言えます。
送信者が送信メールの時刻を自分の端末で証明するためには、相手に送信すると同時に自分自身にもメールを送信して、ドコモサーバのタイムスタンプを得る必要があるかもしれません。
情報には信用できる5W1Hが必要です。whoは電話番号が確証になるでしょう。whereはGPS携帯が実現できれば確証として使えるかもしれません。whenはGPS衛星の信号から採取できるかも知れませんので確証として使えるかもしれません。what、 why、 howはカメラ搭載携帯の写真が確証として使えるかもしれません。ここで重要なのはそれぞれ5W1Hの情報が一緒になっていて分離できないこと、改ざんできないことがシステム的に証明されていることだと思います。もし携帯電話が持つ5W1Hの情報が裁判の証拠として通用するようになれば、携帯電話の重要性は益々高まると思われます。
K-taiの謎の関連記事「ドコモもGPS携帯?」「iモードで正確な時刻を教えてくれるサイト?」もご参照ください。
ということで今回は「メール送信時間を偽る?」でした。携帯電話を使っていて素朴な疑問がありましたら、是非「K-taiの謎」にお便りください。