電池節約モード?


読者のHOLLYさんから「K-taiの謎」をいただきました。2000/09/19

【素朴な疑問】
携帯に付いている電池節約モードはどういう仕組みでどの程度の効果があるのですか?また、節電モードにすると音質が悪くなると聞きましたが、本当なのでしょうか?教えてください。

携帯に付いている電池節約モードはVOXと呼ばれている技術を使っています。ボイス・オペレィテッド・トランスミッターの略です。通話中の消費電力を減らす機能です。

これを設定することで連続通話可能時間を約30%程度伸ばすことができると言われています。また、話者が無音状態のとき送信電力を押さえるため、若干の音の遅れや途切れなどが発生すると言われています。

電話での通話は同時双方向です。すなわち、相手の話しを聞いている時でもこちらから話しをすることが可能です。しかし通常は相手が話しをしているときは黙って話を聞くものです。また、話しをしている時でも、すぐに次の言葉が出てこなくて沈黙する時やお互い長い沈黙が続く時もあります。そういう話者の沈黙の時間を使って電池を節約する技術です。

電池節約モードでは話している時だけ通常の電力で送信しますが、話しが途切れると送信電力を極端に絞ります。そうすることにより、たとえ通話中でも、話者が沈黙している時間だけ送信電力が節約できるので、電池が節約できます。

会話が始まると回路はすぐにそれを検知して送信電力を上げます。電力コントロールのタイミングが悪いと会話の頭の部分が聞こえない欠点があります。筆者は「電池節約モード」をONにしていますが、電話の相手は「普通に聞こえている」と言ってくれています。節電モードにしたことによる音質の劣化はそれほど気にする必要はないと思います。

ということで今回は「電池節約モード?」でした。携帯電話を使っていて素朴な疑問がありましたら、是非「K-taiの謎」にお便りください。

携帯電話の謎
DoPlaza提供